【 新生代・古第三紀・暁新世 ~ チャッティアン 】
● 上記「「新生代・古第三紀・暁新世 ~ チャッティアン」」の目次の「PSIリスト、PSIポイント」により、全体を見て「PSIライン」を頭の中にイメージし、上記「現代」の位置を想像してみてください。
・
地質時代区分表 (簡易版)『 Google 』
・
地質時代区分表 (詳細)『ウィキペディア(Wikipedia)』
区分表
以下の区分表の時代名については日本地質学会発行のICS2018/07版[1]に準拠している。同資料の年代は ペルム紀、三畳紀、白亜紀及び先カンブリア代を除き、A Geologic Time Scale 2012[2] による。ペルム紀、三畳紀、白亜紀については、それぞれの時代を取り扱う国際層序委員会の小委員会による。 地質系統・年代の日本語記述については日本地質学会の「国際年代層序表 v2018/07」[3]を参照。
・
先カンブリア時代 (参考資料)『ウィキペディア(Wikipedia)』
・ 先カンブリア時代(せんカンブリアじだい、Precambrian (age))とは、地球が誕生した約46億年前以降、肉眼で見える大きさで硬い殻を持った生物の化石が初めて産出する5億4,100万年前以前の期間(約40億年)を指す地質時代であり、冥王代、太古代、原生代の三つに分け、これらの時代区分は生物の進化史を元にしている。
・ かつて古生代最初のカンブリア紀に先立つ期間は一括して先カンブリア紀 (Precambrian period)と呼ばれていた。その後研究が進み累代および代が設定されたため、現在では使われなくなった。
・ 先カンブリア代 (Precambrian eon(s)) とも呼ばれる。また、古生代、中生代、新生代を表す顕生代に対して、隠生代 [注釈 1](Cryptozoic eon(s)) と呼ぶ。
・ 先カンブリア時代に関しては詳しいことがあまり分かっておらず、現在知られていることもほとんどはここ数十年で解明されてきたことである。
【 個々の項目の内容を深める 】
● 地質時代区分表 (詳細)
・
地質時代区分表 (詳細)『ウィキペディア(Wikipedia)』
以下の区分表の時代名については日本地質学会発行のICS2018/07版[1]に準拠している。同資料の年代は ペルム紀、三畳紀、白亜紀及び先カンブリア代を除き、A Geologic Time Scale 2012[2] による。ペルム紀、三畳紀、白亜紀については、それぞれの時代を取り扱う国際層序委員会の小委員会による
● 新生代 6600万年前から
・
新生代『ウィキペディア(Wikipedia)』
新生代(しんせいだい、英: Cenozoic era)は、古生代・中生代・新生代と分かれる地質時代、顕生代の大きな区分の一つである。多くの場合は鳥類を除いた恐竜絶滅後を指す。約6,500万年前から現代までに相当し、陸上では非鳥類型恐竜が絶滅し[注釈 1][2]、海中ではアンモナイトと海生爬虫類(英語版)が絶滅した後[3]、哺乳類が繁栄したことで特徴づけられる。
新生代は、第四紀・新第三紀・古第三紀の3つの紀に区分される。また、新第三紀と古第三紀を合わせた地質時代を、非公式な用語として第三紀と呼ぶことが許されている。
● 古第三紀 6600万年前から
・
古第三紀『ウィキペディア(Wikipedia)』
古第三紀(こだいさんき、Paleogene period)は、地質時代の区分の一つで、6,600万年前から2,303万年前まで[1]の時代を指す。新生代の最初の紀であり、白亜紀から続き、新第三紀へ繋がる。
古第三紀はさらに、暁新世・始新世・漸新世の3つに時代区分される。 この時代の暖かい海では大型有孔虫の貨幣石が繁栄した。
● 暁新世(Paleocene) 6600万年前から
・
暁新世『ウィキペディア(Wikipedia)』
暁新世(ぎょうしんせい、Paleocene)は地質時代の時代区分の一つで、約6,600万年前から約5,600万年前[1]までの期間を指す。新生代最古の世。古第三紀の第一の世。
前時代である中生代白亜紀には主役であった恐竜のグループは、鳥類を唯一の例外として、そのほかはK-Pg境界においてことごとく絶滅している。(ただし、アラモサウルスなどのごく一部の属は境界における絶滅を免れ、この時代のダニアン期まで生き延びていた可能性が化石から示唆されている[2])。海中におけるアンモナイトや首長竜類、モササウルス類も全て滅びた。
● ダニアン 66 = 6600万年前
・
ダニアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダニアン(Danian (age/stage)、ダン期/階)は、古第三紀暁新世の最初の地質時代区分・年代層序で、66.0百万年前〜61.6百万年前[1]の期間を指す。一つ前はマーストリヒチアン(中生代白亜紀)。次はセランディアン。
模式地は、デンマークのステウンス・クリントとFaxoe[2]。名称はデンマークのラテン語名に由来する
● セランディアン 59.2 = 5920万年前
・
セランディアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
セランディアン(Selandian)は暁新世の時代区分の一つ。61.6百万年前〜59.2百万年前[1]の期間を指す。名称はデンマークのシェラン島に由来する
● サネティアン 59.2 = 5920万年前
・
サネティアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
サネティアン(Thanetian)は、暁新世の時代区分の一つ。59.2百万年前〜56.0百万年前[1]の期間を指す。一つ前はセランディアン。次はヤプレシアン(始新世)。名称はイングランド南東部のケント州にあるサネットに由来する
● 始新世(Eocene) 5600万年前から
・
始新世『ウィキペディア(Wikipedia)』
始新世(ししんせい、Eocene)は、地質時代の一つで、約5,600万年前から約3,390万年前 [1]までの期間。新生代の第二の時代。
● ヤプレシアン 56 = 5600万年前
・
ヤプレシアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤプレシアン(Ypresian、イーペル期)は、始新世の時代区分の一つ。56.0百万年前〜47.8百万年前 [1]の期間を指す。一つ前はサネティアン(暁新世)。次はルテシアン。
"Ypresian"の語頭のYは英語読みでもフランス語読み(名称の語源はフランス語の地名イーペルである。)でも「イ」である。古典語風に読むならば「ユ」とも読みうる。しかし日本語では、どういうわけか「ヤ」という奇妙な音訳を行いヤプレシアンと称している
● ルテシアン 47.8 = 4780万年前
・
ルテシアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルテシアン(Lutetian、ルテティア期)は、始新世の時代区分の一つ。47.8百万年前〜41.3百万年前 [1]の期間を指す。一つ前はヤプレシアン。次はバートニアン。
その名称はパリの旧称ルテティアに由来する。
● バートニアン 41.2 = 4120万年前
・
バートニアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
バートニアン (Bartonian) は、始新世の時代区分の1つ。4120万年前から3771万年前[1]までの期間を指す。1つ前の期はルテシアン、次の期はプリアボニアン。名称はイングランド南部、ハンプシャー州南西にある村であるバートン(Barton)に由来する。
2020年3月までバートニアンは3780万年前までを指していたが、プリアボニアンの基底が3771万年前に改められたため、バートニアンも3771万年前までの時代区分に変更された
● プリアボニアン 37.8 = 3780万年前
・
プリアボニアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
プリアボニアン(Priabonian)は、始新世の時代区分の一つ。3771万年前から3390万年前[1]の期間を指す。一つ前はバートニアン。次はルペリアン(漸新世)。名称は北イタリアの基礎自治体・モンテ・ディ・マーロにある集落「プリアボナ(Priabona)」に由来する。
2020年3月に国際標準模式層断面及び地点(GSSP)が定められ、基底がそれまでの3780万年前から3771万年前に改められた
● 漸新世(Oligocene) 3390万年前から
・
漸新世『ウィキペディア(Wikipedia)』
漸新世(ぜんしんせい、Oligocene)は、地質時代の一つで、約3,400万年前から約2,300万年前までの期間。新生代の第三の時代。古第三紀の第三番目かつ最後の世。
● ルペリアン 33.9 = 3390万年前
・
ルペリアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルペリアン(Rupelian、リュプル期)は、漸新世の時代区分の一つ。33.9百万年前〜28.1百万年前[1]の期間を指す。一つ前はプリアボニアン(始新世)。次はチャッティアン。名称はベルギーの小河川であるルペル(Rupel)川に由来する。
● チャッティアン 27.82 = 2782万年前
・
チャッティアン『ウィキペディア(Wikipedia)』
チャッティアン(Chattian、カッティ期)は、漸新世の時代区分の一つ。28.1百万年前〜23.03百万年前[1]の期間を指す。一つ前はルペリアン。次はアキタニアン(中新世)。名称はドイツ中部のカッセル周辺を指す古いラテン語名の「Chatti」に由来する。